林修の今でしょ講座「禁断企画!大手7社の人気ヨーグルト9商品を医学で斬って徹底比較SP!!」回

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林修の今でしょ講座でヨーグルトの種類別機能紹介をしていたのでメモしつつまとめました。
同じヨーグルトでも、各商品狙いとしている健康効果が違っていて面白いです。
乳酸菌の健康効果を期待したもの、乳酸菌以外の成分の健康効果を期待したもの、乳酸菌+ほかの菌の組み合わせで健康効果を期待したものの、大きく分けて3パターンで紹介されていました。

途中からメモし始めたため内容が薄い部分もあります。
また書き間違え聞き間違えの可能性もあるためご了承ください。

乳酸菌の健康効果を期待したもの

ガセリ菌SP株ヨーグルト

恵ガセリ菌SP株ヨーグルトは、ガセリ菌SP株の働きで脂肪の分解を抑え吸収を少なくし、内臓脂肪を減らす効果がある。 

乳酸菌ヘルべヨーグルト 

乳酸菌ヘルべヨーグルトヘルベティカス菌(L.helveticus SBT2171)が過剰な免疫反応を抑えるため、目や鼻の不快感に有効

ロイテリヨーグルト 

ロイテリヨーグルトはロイテリ菌が虫歯菌や歯周病菌の増殖を抑えるため口腔ケアに有効
ロイテリ菌はガムに含まれて歯周病の治療とかに使われている例もある。
ロイテリ菌は母乳から発見された。
口の中に満遍なく行き渡るように、よく噛みながら食べると良い。

明治ブルガリアヨーグルト 

明治ブルガリアヨーグルトには2種類の乳酸菌(ブルガリア菌2038株とサーモフィラス菌1131株)が含まれており、腸内環境を整える効果がある。
2週間で腸内の善玉菌が2.5倍という結果も。

パッケージに記載されているLB81とは、乳酸菌を意味するLactic Acid BacteriaからLBを取り、ブルガリア菌とサーモフィラス菌の株の末尾の数字8と1を組み合わせたもの。

なお同じ菌でも株によって味は変わるため、株まで決まっていることにも意味がある。

乳酸菌はどこで集めるのか?

色んなところ。
植物、花、土、果物、動物、人の胎内など、あらゆる所に存在し、まだまだ未知のものがあると考えられている。
新種が見つかるのは数年に一回とか。

アレンジレシピ

ヨーグルトと切り干し大根のサラダ。
乾燥した切り干し大根をヨーグルトと混ぜて冷蔵庫で8hほど放置。
白味噌、ごま、ごま油、きゅうりを混ぜて完成。

カスピ海ヨーグルト 

カスピ海ヨーグルトはクレモリス菌FC株のねばり成分が免疫細胞に働きかけ、活性化してくれる可能性がある。

このヨーグルトはカスピ海黒海の間のコーカサス地方で食べられていた。
この地方は長寿の人が多く、ヨーグルトが長寿の秘訣ではとも考えられてる。

カスピ海ヨーグルトは家でも作れる。
牛乳に種菌入れて、発酵時間と温度を設定して置いておくだけ。
好みの牛乳で良いが、ある程度の脂肪分が必要。

乳酸菌以外の成分の健康効果を期待したもの

トリプルヨーグルト

トリプルヨーグルトは、難消化デキストリントリペプチドMKPの働きで血圧・血糖値・中性脂肪をケア

難消化性デキストリンが血糖値と中性脂肪に効果をもたらし、トリペプチドMKP(元々は牛乳の成分) が血圧に効果をもたらす。

アレンジレシピ

トリプルヨーグルトマカロニサラダ
トリプルヨーグルトに、マカロニ・きゅうり・コーン・ニンジン・マヨネーズ・カレー粉を混ぜて完成。

サイビオ豆乳ヨーグルト

サイビオ豆乳ヨーグルトは、豆乳で作られたヨーグルト。
大豆イソフラボンエストロゲンという女性ホルモンに似た働きをするため、肌の調子を整える、骨の健康などに有効

豆乳とヨーグルトを掛け合わせことで、大豆イソフラボンが身体に吸収されやすくなる。
(大豆イソフラボンには身体に吸収されやすいものと吸収されにくいものがあり、発酵過程で吸収されにくいものが吸収されやすくなる「=アグリコン化」)

アレンジレシピ

かぼちゃの豆乳ヨーグルトグラタン
オリーブオイルと小麦粉を炒め、豆乳加えて塩で味付け。
とろみでたらホワイトソースが完成。
かぼちゃや好みの野菜の上にホワイトソースかけてチーズ乗せてオーブンで焼く。

乳酸菌+ほかの菌の組み合わせで健康効果を期待したもの

ビヒダスヨーグルト便通改善 

ビヒダスヨーグルト便通改善は、ビフィズス菌BB536の大腸を刺激する効果で便通を改善する。
40人の2週間(うろ覚え)の便通の平均が7.3回から9.6回に増えたという結果も。

なお乳酸菌とビフィズス菌は別物。
ビフィズス菌は腸内の善玉菌のかなりの部分を占め、大腸の悪玉菌や有害物質を追い出すほか、腸のバリア機能を高めるなどしてくれる。
乳酸菌は小腸で働いてるので、職場が違うイメージ。

ビフィズス菌BB536は約50年前に乳児の腸から発見された。
酸に強いのでヨーグルトに応用しやすい。
キウイ(食物繊維豊富)と一緒に食べるとより良い便通改善効果が期待できる。

BifiXヨーグルト 

BifiXヨーグルトは、消化液に強いビフィズス菌BifiXが腸の中で増殖し腸の健康をサポート

人によって差はあるが、平均して約10倍に増殖。

食べ方について

乳酸菌は2〜3日で体外に排出されてしまうので、効果を継続的に得るには同じ種類を食べ続けた方が良い。

感想

色んな効果が期待されるヨーグルトがあらと知ることができました。
どの効果も捨てがたくて全部食べたくなってしまいますが、食べ過ぎも良くなさそうなので自分の体調に一番合うものを選びたいなと思いました。
メモできず細かな数字は忘れてしまったのですが、各社独自に乳酸菌を保存しており、まだまだ効果が未知のものがあるとか。
今後も新たな効果を持つ製品が登場しそうです。

参考

ヨーグルトは食べた方がいいのか? - 福岡天神内視鏡クリニックブログ