池上彰のニュース解説 テーマ「投資」回のメモ

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池上彰のニュース解説という番組を見ました。
テーマが投資で興味があったのでメモしておきます。
間違い等ありましたらすみません。

代表的な投資方法3つの紹介

  • 株は企業がお金を集める手段
  • 株を沢山持つと企業に影響力持てる
  • いくらから株買える?
    何株単位から買えるかは企業による
    1株からだと割と安く購入可能
  • 会社の買収*1=相手の会社の株を過半数以上買い取る

投資信託

  • プロに任せて株を運用
  • 投資信託は商品ごとに投資先が違う
  • 投資信託は複数の会社の株を分けて買っている場合が多い
  • 株ではなく債券を買う場合もあり
    債券は借金なので、後々利息がついて返ってくる
    国債も国の借金なのでその枠組み
  • プロに任せるから手数料かかるし、上手くいかなければ減ってしまう場合も

NISA *2

  • 投資かつ制度の名前
  • やることは株とか投資信託と同じ
  • 普通の株や投資より出来ることに限度があるが、
    税金がかからない
  • アベノミクスの一環で2014年からスタート
    みんなが株を気軽にやって投資すれば、
    企業もお金入って経済が回るはずってこと。
    投資の入門編として用意された制度。

株や投資信託はどこで買えるの?

株は証券会社(口座を開けば購入可能に)。
投資信託とNISA は、証券会社のほか、銀行や郵便局など。

日経平均株価ってなに?

日経は日本経済新聞の意味。
日経平均株価とは、日本経済を代表する225社の株価の平均

日経平均株価をニュースの終わりなどで毎回いうのはなぜなのか?

  • 景気の目安だから
  • 経済的に大きな影響があるから

会社も株を持っており、
日経平均株価が上がるとそれで儲かる会社も増加。

新型コロナウイルスの影響で経済がダメージを受けているのに
日経平均株価が上がっているのはなぜか?
→今年は景気が良くなると思っている人が多いから。

ワクチンも開発され、
2020年のような自粛一色のムードは改善される、
経済活動は徐々に活発になっていくであろうという考え。

また、日本銀行が景気を良くしようと株を買っているのも要因の1つ。
下がると日本銀行が株を買ってくれるため、
すごく株が下がることはないと思い、みんな安心して株を買う。

ほかの投資紹介

FX

為替変動を利用した投資。

1ドル=100円のときに円からドルに変換して、
1ドル=110円のときにドルから円に変換すれば、
1ドルあたり10円出るよねって話。

  • 為替レートの変動は自分で判断
    =初心者にはちょっと難しい
    世界の情勢を理解し、常に考えてないとできない
  • 24時間取引可能
  • 最大25倍までの取引可能
    少ない金額で大きな利益を出すこともできるけど、逆も然り

iDeCo(個人型確定拠出年金)*3

確定年金は金額決まってるが、
iDeCoは自分で運用する年金。
(株とか投資信託で年金が決まる感じ?)

国や会社の年金にプラスするもので、証券会社や銀行で申し込み。

住民税や所得税の控除の対象となるのがメリット。

不動産投資

アパートやマンションを買う、建てるなどして
人に貸し家賃収入を得るもの。

入居者が少ない、入居者同士でトラブル発生などの
可能性もあり、結構気を使う。

REIT リート

投資信託の不動産バージョン。

マンション丸ごと購入とかは大金で難しいから
少しだけお金だす人を運営者が束ねる。

管理とかは運営者がやってくれる

結局どれが一番良いのか

どの投資方法も良い時、悪い時があるので、
一概に「この投資は間違いない!」というのはない

投資は自己責任。

何となく始めず、しっかり勉強して
始めることでリスクは減らせる。

国のお金の話

国の税金の使い道

国が一年に使う金額どのくらい?
→2021年度は約106兆円。

その内訳は以下のような感じ。

  1. 社会保障(=年金、医療費 など):約35兆円(約1/3)
    超高齢社会なため高額。
    高齢者は増加するため、今後も増加し続ける。
  2. 国債:約23兆(約1/4)
    借金の返済
    <国は一年でどれくらい借金してるのか?>
    約43兆円(税収は約57兆円)
    今は借金を返すために借金してる状態。
    <こんなに借金あって大丈夫なのか?>
    借金を完全にゼロにする必要はないと考えられている。
    これ以上増えなければ良い。
    でも今は増え続けている状態なので、
    不安視する声が出ている。
  3. 地方交付税交付金
    国から地方への仕送りみたいな感じ。
  4. 公共事業、文教及び科学振興、防衛費、その他
  5. 予備費:5兆円
    新型コロナ対応のため今年度は多め。

使い道はどうやって決めている?

段階を踏んで決定。
お小遣い交渉と同じ。

流れは以下のような感じ。

各省庁が財務省に使いたい金額を提出
財務省がチェック
→内閣
→国会

もし国会での話し合いが決裂し
3月中に使い道が決まらないとどうなるか?
→4月から公務員の給与が払えなくなる
 =国の仕事がストップ、、、

国の仕事ストップはまずいので、
こういう場合は暫定予算*4を組む。

もし急な出費が発生した場合は補正予算を作る
2020年度は3回作っており、76.8兆円を使った。
借金してつくられる。

つまり、給付金で国民に配られた10万円も借金。

感想

投資に興味がありつつ知識のない私には、
ありがたい番組でした。

各投資の概要と特徴を端的に紹介してくれています。

おそらくはてなブログで投資関連の投稿をされている方も
いらっしゃると思うので、
そういった情報も見ていきたいなと思いました。