ノンシリコンシャンプーとは何か
ふと思ったけどノンシリコンシャンプーってなんだろう。
シリコンシャンプーとの違いとか知らない。
気になったので調べてまとめてみました。
ノンシリコンシャンプーとは
シリコンが含まれないシャンプーのこと。
化粧品に用いられているシリコンは、正確にはシリコーンオイルを指す。
シリコーンオイルの特徴
シリコーンオイルには撥水性があり、髪をコーティングする役割を果たす。
傷んだ髪の表面をコーティングし、キューティクルの剥がれや切れ毛の予防にもなる。
一方でシリコーンオイルが毛穴を塞いでしまい、髪が生えにくくなったり、ニキビや吹き出物ができやすくなるという説がある。ただし論文などはなく科学的根拠はない。
またシリコーンオイルは下水処理場で微生物での分解ができないため、環境への負荷が高い。
そもそもシリコンとは?シリコーンとは?
シリコンとシリコーンの原料はどちらも二酸化ケイ素(SiO₂)。
SiO₂から酸素をとってケイ素だけにしたものがシリコン(金属ケイ素ともいう)。
金属ケイ素に有機化合物を結合させた化合物がシリコーン。
シリコンは金属の一種でシリコーンは化学物質の一種。
シリコーンにはゴム、オイル、合成樹脂(プラスチック)の3形態があり、化粧品でいう「シリコン」はシリコーンオイルを指す。
シリコーンシャンプーとノンシリコンシャンプーの仕上がりの差
シリコンシャンプー
- しっとりする
- 指通りがスムーズになる
ノンシリコンシャンプー
- さらさらになる
- ふんわりする
まとめ
シリコーンオイルが含まれているか否かがシリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーの違いで、仕上がりに差が出てくるみたいです。
髪質によってどちらが合うかも変わりそうなので、自分にはどちらが合うか両方試してみようと思います。
シャンプーは洗う目的なのでノンシリコンにしておいて、リンスやコンディショナーといったヘアケア目的のものをシリコン入りのものにするのもよさそうだなと思いました。
参考資料
シリコンとシリコーンの違いは何?―身近なモノの化学講義(2) | LIMO | くらしとお金の経済メディア