「コンサル一年目が学ぶこと」を読んだ
「コンサル一年目が学ぶこと」という本を読みました。
この本は、社会人の誰にとっても役立つ
「不偏的なスキル」を教えてくれます。
コンサルタントに焦点を当てたのは、
コンサルティング会社出身者はその後、
業界や職種を問わず多様な場所で活躍しているから。
コンサルタントの方々が新人時代に学んだ内容は多様な場所で活躍できるような不偏的に役立つスキルだと考えられるため、複数のコンサルタントの方々が新人時代に学んでその後も役に立ったと考える内容まとめ、教えてくれています。
著者は大石哲之さん。
コンサルタントかつ作家で、
ビジネススキルやキャリアについての本を複数書かれているようです。
本は4章構成で、以下の内容となっています。
- 話す技術
- 思考術
- デスクワーク術
- ビジネスマインド
社会人として当たり前だと思うような内容から、自分にとっては新鮮だなと思うような内容まで、幅広くありました。
当たり前のはずのことも、
自分を顧みると出来ていないことが多いと気づかされました。
心に残ったのは、「常に自分の意見をもって情報にあたる」ということ。
情報を集めて満足してしまう自分には響く言葉でした。
確かに情報を集めただけだと、自分の中には何も残らない。
"自分の考え"をもったうえで情報にあたらないと、大量の情報の渦に流されてしまう。
情報の中にある他人の意見を、
いつの間にか自分の意見だと錯覚してしまうことさえある。
直ぐに情報にアクセスしてしまう癖を抑えて、
自分の頭で考えてからアクセスするようにしたいと思いました。
正解でなくても良いから、自分の考えを持つ。
自分の考えを持ったうえで情報を知ることで初めて、自分にはないものの見方に気づける。記憶にも残る。
本にあった、「間違えを恐れない。正解を覚えようとしない。」という言葉を胸に。
はじめは浅くても、拙くても、自分の頭で考えることを続けていきたいと思いました。