地球は将来どうなるんだろう?「2030 未来への分岐点」を見て

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昨日21:00~22:00にNHKで放送していた
「2030 未来への分岐点」を見ました。

これは見ながら書いた自分用のメモです。
最初メモしてなくて、
記憶を頼りに書いている部分もあるので
間違えている所あったらすみません。

番組の内容メモ

温暖化の現状

温暖化の要因

二酸化炭素排出量の増加→温室効果による気温の上昇
→水蒸気量の増加→温室効果による気温の上昇→水蒸気量の増加
(これはチコちゃんの記憶)

悪循環のループ
根本を断つために、二酸化炭素排出量を削減したい

温暖化で今後生じうる状況

  • 早ければ2030年にも、
    地球の平均気温が産業革命前+1.5℃」(臨界点)
  • 臨界点を超えて気温が上昇すると、
    温暖化を加速させる現象が連鎖し
    "灼熱地球"(温暖化が止まらない、不可逆な変化が起こる?)
    となる可能性あり
    <温暖化を加速させる現象の連鎖とは?>
    北極圏の氷の融解が止まらない
    →太陽からの熱エネルギーを反射していた氷部分が減少し、
     海水温が上昇
    →シベリアの永久凍土(温室効果ガスのメタンや二酸化炭素
     大量に含んでる)が溶ける
    →さらなる温室効果ガスの放出
     二酸化炭素以上の温室効果をもつメタンの放出で
     さらに温暖化が加速・・・
  • 永久凍土に含まれる未知のウイルスに脅かされる可能性
  • 熱中症患者の激増
  • 外出可能時間の減少
  • 大規模水害の発生

温暖化対策の現状

このままだと2030年にも臨界点を超えて
灼熱地球まっしぐら。

  • EU二酸化炭素の排出量削減に意欲的に取り組んでる
    二酸化炭素排出量の75%を占めるエネルギーの革命
    (再エネを主力化)。
    20%(?)を占める生産業の革命。
    循環型経済への大転換。
    リサイクルは高コストなので経済的に不利。
    →国境炭素税。環境対策してない製品に課税する。
    EVに対応するため充電設備を整備。
    暖房の使用を抑えるため住宅の断熱化を進める。
    2030年の排出量55%削減を目指す。
  • ドイツの発電会社(RWE)の事例
    石炭火力と採掘場を閉鎖
    6000億円を洋上風力に投資(?) 再エネ企業に
    再エネの課題は天候に発電量が左右されること
    →住宅に発電設備と蓄電池をもたせることで、
     需給バランスを維持(仮想発電所)
    エネルギー転換はエネルギーの民主化
  • 社会システムの急激な変化に対する反発も発生してる
    社会システムの急激な変化で雇用を失う人も出てくる
    対策は必要だけど、その時に
    誰も置き去りにすべきでない
    対策による新たな雇用も生まれるはずなので、
    経済成長と二酸化炭素削減の両立をはかる
  • 若者の声による後押し
    EUの野心的な政策を後押ししたのは若者の活動
    世論を喚起し政治を動かした
    2050年脱炭素を掲げるバイデン氏が大統領に就任したが、
    彼も元々は温暖化対策に積極的ではなかった
    若者の意見が考えを変化させていった

感想

今の生活はとんでもなく脆い土台の上にあると思った。
色んなものに溢れているけど、
心の底から欲しいものなんてない。
でも便利さを捨てる気にもならない。

「あってもいいかな」レベルのものを生み出すために
大量のエネルギーが導入されて大量の二酸化炭素が排出されていく。

個人の努力の段階なんてとっくに過ぎていて、
社会が変化する必要があると思うし、実際変化は起こっている。
日本政府は2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする
カーボンニュートラルを実現すると宣言した。

二酸化炭素排出量の75%を占めるというのだから、
エネルギーの革命は肝だ。
再エネとか仮想発電所とか技術はあるのだから、
それをどんどん社会に実装していければいいのに。

あと個人的に原発は本当に難しい存在だと思う。
二酸化炭素排出量の観点で考えれば原発は優秀だし、
再エネのように発電量が不安定になることもない。
一方で万が一事故が起こるとと思うと不安だ。
強大な台風が原発に直撃した時、耐えられるんだろうか。
電力安定しなくていいから、原発ない方が良いとすら
思ってしまう。
(安定的な電力が得られない状況を知らない人間の戯言だけど)
(安定供給は仮想発電所の仕組みで何とかならないの?って思う。
今供給不足してるから使うなって言われたら使わないからさ・・・
多少の不便は許容するから、
扱いきれないものを使うのやめてくれと思ってしまう)

まあ、そもそも強大な台風が来た時点で、
太陽光発電とか風力発電の設備も多大な影響を被るのだろうし、
電力だけでなく水道や通信も影響を受け、
安定的なインフラは維持できなくなるだろう。

電気とか水道、通信を好きに使える生活をあたり前に思ってるけど、
いつ壊れるかわからない。

話が逸れた。
2030年の臨界点越えを防ぐには、
毎年7.6%ずつ(いつと比較してなんだろ、不明?)
二酸化炭素排出量を減らす必要があるらしい。

できるのかな?
エネルギー業界や産業界の脱炭素の取り組みを応援したい。
毎年の具体目標とか、達成のための取り組みとか、
全然知らないのでちゃんと興味を持っていきたい。
しょっぱなで"個人の努力の段階なんてとっくに過ぎた"なんて言ったけど、
個人でもできることがあるなら協力したい。

正直な話、これまで「地球温暖化対策にもっと真剣に取り組んで」と
発信するだけの人をあまりよく思っていなかった。
"じゃあ発信するだけじゃなくて具体的に取組みなよ"、
"安価な蓄電池とか二酸化炭素吸収装置とか発明してみなよ"と思ってた。
でも若者の声でEUアメリカも状況が変わったらしい。

自分に発明したり仕組みをつくる力がなくても、
方法がわからなくても、
言葉で、世論で、力をもつ人を動かせる。
だからきっと、誰にでも何かできることはあるんだろう。

 

あと、将来の地球どうなってるかわからないし、
今の生活が瓦解した時に向けて、
サバイバルの知識は身につけておこうと思った。

殴り書き失礼しました。

参考

今こそ、環境問題と向き合おう。 NHK・SDGsキャンペーン「未来へ 17アクション」 |NHK_PR|NHKオンライン

カリフォルニアの山火事、「気候変動で加速」 科学者が警告 - BBCニュース

もっと地球にやさしくなるために|エコハウス/外張り断熱/高気密住宅【北信商建株式会社】

16才の少女が訴える 温暖化非常事態 - NHK クローズアップ現代+

氷がない?北極の氷が溶けています - 国際環境NGOグリーンピース

CO2を排出しない - 原子力発電の特徴 | 電気事業連合会